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Klaviyo(クラビヨ)とは?主な機能・料金・注意点をわかりやすく解説【2026年版】

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Klaviyo(クラビヨ)とは?主な機能・料金・注意点をわかりやすく解説【2026年版】

Shopifyでメールマーケティングを始めようと調べると、ほぼ必ず名前が挙がるのが「Klaviyo(クラビヨ)」です。海外のD2Cブランドを中心に多くの導入実績があり、Shopifyと相性のよいマーケティングツールとして知られています。

この記事では、Klaviyoの主な機能、最新の料金プラン、使う前に知っておきたい注意点を、実際の画面のスクリーンショットとあわせて解説します。

Klaviyoとは

KlaviyoのShopifyアプリストアのページ

出典:Shopify App Store「Klaviyo: Email Marketing & SMS」(2026年11月2日閲覧)

Shopifyと深く連携する、米国発のメール・SMSマーケティングプラットフォーム

Klaviyoは、米国ボストンに本社を置くKlaviyo社が提供するマーケティングプラットフォームです。Shopifyの顧客・注文・閲覧データを取り込み、そのデータをもとにメールやSMSを自動で配信できるのが最大の特徴です。

Shopifyアプリストアでは2012年から提供されており、117,000以上のブランドがKlaviyoとShopifyを組み合わせて使っているとされています。アプリストアでの評価は4.7(3,429件、2026年11月2日時点)です。

項目内容
提供元Klaviyo, Inc.(米国ボストン)
主な配信チャネルメール、SMS、WhatsApp、モバイルプッシュ、ポップアップ
連携できるツール350以上(アプリストアの掲載情報。公式サイトでは400以上)
管理画面の言語アプリストアの対応言語に日本語あり
ヘルプ・学習コンテンツ英語が中心
料金アクティブプロフィール250人まで無料。以降は人数に応じた月額制

Klaviyoの主な機能

Klaviyoでできることは多岐にわたりますが、ECストアがまず使うのは「フロー」「セグメント」「サインアップフォーム」の3つです。

フロー(自動配信)

Klaviyoのフロー作成画面

出典:Klaviyo公式サイト「Flows」

顧客の行動をきっかけに、メールやSMSを自動で送る

フローは、「会員登録した」「カートに商品を入れたまま離脱した」「購入した」といった顧客の行動をきっかけに、メッセージを自動で送る機能です。ウェルカムメール、カゴ落ちリマインド、購入後のフォロー、休眠顧客の掘り起こしなど、ECでよく使うシナリオが60種類以上のテンプレートとして用意されています。

ドラッグ&ドロップで分岐や待ち時間を設定でき、1つのフローの中でメール・SMS・モバイルプッシュを組み合わせることもできます。AIに作りたいフローを伝えて、たたき台を作らせることも可能です。

セグメント

Klaviyoのセグメント作成画面

出典:Klaviyo公式サイト「Customer segmentation」

購買データや行動データで、配信する相手を細かく絞り込む

セグメントは、条件に合う顧客だけを抽出する機能です。購入履歴、閲覧した商品、居住地、メールの反応などを組み合わせて、「前回のセールでは割引を使わず、予測生涯価値が高い顧客」のような細かい条件でも絞り込めます。セグメントはリアルタイムで更新され、過去のデータをさかのぼって条件に使えます。

解約リスクや次回購入日の予測、RFM分析など、機械学習を使った予測指標をセグメントの条件にできるのもKlaviyoの強みです。「こういう顧客に送りたい」と文章で伝えると、AIがセグメントを作る機能もあります。

サインアップフォーム

Klaviyoのサインアップフォームの例

出典:Klaviyo公式サイト「Web forms」

ポップアップや埋め込みフォームで、配信先リストを増やす

サイトを訪れた人からメールアドレスや電話番号を集めるためのフォームを、コードを書かずに作れます。ポップアップ、画面の端から出るフライアウト、ページ埋め込み、全画面表示などの形式があり、70種類以上のテンプレートが用意されています。

表示するタイミング(スクロール量、滞在時間、離脱しそうなとき)や、表示する相手(セグメント、地域、カートの金額など)も細かく設定でき、A/Bテストで効果を比べられます。

そのほかの機能

  • キャンペーン配信:セールや新商品のお知らせなどの一斉配信。送信時間の最適化やA/Bテストに対応
  • AI(Composer):マーケティングエージェントが、キャンペーンの内容づくりや配信設定を支援
  • 分析・レポート:配信ごとの売上やコンバージョン、セグメントの推移をダッシュボードで確認
  • Customer Hub:顧客がサイト上で注文状況やおすすめ商品、ポイントを確認できるマイページ機能
  • カスタマーサービス:問い合わせ管理(Helpdesk)やAIによる自動応答(Customer Agent)を別料金で追加可能

Klaviyoの料金

KlaviyoのShopifyアプリストアに掲載されている料金プラン

出典:Shopify App Store「Klaviyo: Email Marketing & SMS」(2026年11月2日閲覧)

Klaviyoの料金は、アクティブプロフィール数(アカウント内の配信可能な連絡先の数)と、使うプランによって決まります。主なプランは次の3つです。

  • Free:アクティブプロフィール250人まで、メール送信は月500通まで
  • Email:メール配信を本格的に使うプラン。A/Bテストや400以上の連携に対応
  • Marketing:Emailプランに、モバイルプッシュ、予測分析、Customer Hub、ソーシャル機能などを加えたプラン

人数ごとの月額は次のとおりです(2026年11月2日に公式サイトの料金ページで確認)。

アクティブプロフィール数EmailプランMarketingプラン
250人まで無料(Freeプラン)—
500人まで20ドル90ドル
1,000人まで30ドル100ドル
2,500人まで60ドル130ドル
5,000人まで100ドル170ドル
10,000人まで150ドル220ドル

SMSは別途、送信通数に応じたクレジット(月額15ドルで最大1,250件など)を購入して使います。料金はShopifyの請求とは別にKlaviyoから請求される場合があります。

機能を追加するほど、料金が積み上がる

Klaviyoの料金ページで、Customer AgentとHelpdeskを追加する画面

出典:Klaviyo公式サイト「Klaviyo pricing」の「All products」タブ(2026年11月2日閲覧)

必要な製品を選んで、プランに足していく仕組み

Klaviyoはここ数年、メール配信にとどまらず、AIエージェントやカスタマーサービス、データ分析の製品を次々と追加しています。料金ページの「All products」タブでは、メールのプランに加えて、次のような製品を必要に応じて追加する形になっています。

追加できる製品内容料金の例(月額)
Composerキャンペーンづくりや分析を手伝うAIマーケティングエージェント20ドル(以降10ドル単位で追加)
PersonalizationAIで配信相手・タイミング・内容を最適化100ドル(アクティブプロフィール500人)
Customer Agent顧客の質問に24時間答えるAIアシスタント140ドル(AIによる解決200件/月)
Helpdeskメールやチャットの問い合わせを管理するカスタマーサービス用の受信箱185ドル(問い合わせ1,000件/月)
Advanced KDP顧客データを統合する上位のデータ基盤(CDP)500ドル(総プロフィール100,000人)

料金例は、料金ページのシミュレーターの初期値で表示された金額です。利用量に応じて変わります。

つまりKlaviyoは、お金を払えば、マーケティングからカスタマーサービス、AIまで幅広い機能を同じ顧客データの上で使える一方で、使いたい機能を増やすほど月額が積み上がっていく料金体系です。メール配信だけなら月額20ドルから始められますが、たとえば500人規模でMarketingプラン(90ドル)にCustomer Agent(140ドル)とHelpdesk(185ドル)を加えると、月額は400ドルを超えます。導入前に「どの機能まで使うか」を決めて、総額で見積もっておくことが大切です。最新の金額は公式サイトの料金ページでご確認ください。

Klaviyoのメリット

  • Shopifyとのデータ連携が深い:顧客・注文・閲覧データがすぐに配信や分析に使える
  • テンプレートが豊富:フローやフォームのテンプレートが多く、ECの定番施策をすぐに始められる
  • 細かいセグメントと予測分析:購買予測などを使った高度なターゲティングができる
  • チャネルが広い:メールに加え、SMS、WhatsApp、モバイルプッシュを1つのフローで扱える
  • 連携先が多い:レビュー、ポイント、定期購入など、多くのアプリとデータを連携できる
  • 必要な機能を後から買い足せる:AIエージェント、カスタマーサービス、高度なデータ分析など、成長に合わせて機能を追加でき、顧客データを1つのプラットフォームにまとめられる

Klaviyoを使う前に知っておきたい注意点

料金は「配信可能な連絡先の数」で決まる

Klaviyoは、その月に実際に配信した人数ではなく、アカウント内のアクティブプロフィールの総数で課金されます。しばらく配信していない休眠顧客もリストに残っていれば課金対象になるため、定期的にリストを整理しないと、気づかないうちに料金が上がることがあります。アプリストアのレビューでも、この課金方式への注意を促す声が見られます。

機能を増やすほど月額が上がる

上位のプランや追加製品は、それぞれが別の料金になっています。メール配信だけのつもりで始めても、SMS、AIエージェント、カスタマーサービスと機能を足していくと、月額は数百ドル単位で上がっていきます。どこまでの機能が自社に必要かを見極めないと、使いきれない機能に費用を払い続けることにもなりかねません。

日本語の情報はまだ限られる

管理画面は日本語表示に対応していますが、ヘルプ記事や学習コンテンツ、ウェビナーは英語が中心です。日本語でのサポート体制は変わりつつあるようですが、どこまで日本語で相談できるかは導入前に確認しておくのがおすすめです。社内に英語の情報を読み解ける担当者がいるかどうかも、運用のしやすさを左右します。

LINEは標準のチャネルに含まれない

日本のECでよく使われるLINEは、Klaviyoの標準チャネルに含まれていません。LINEも使いたい場合は、Klaviyoのアプリマーケットプレイスに掲載されているLumoなどのLINE連携サービスと組み合わせるのが一般的です。また、フローのWebhookなどを使えば、ほかのソフトウェアと連携してLINEを送ることもできます。いずれの場合も、別途そのサービスの契約と設定が必要になります。

多機能なぶん、使いこなすには時間がかかる

機能が豊富なぶん、すべてを使いこなすには学習が必要です。アプリストアのレビューでも「習得には時間がかかるが、その価値はある」といった声があります。まずはウェルカム、カゴ落ち、購入後フォローといった基本のフローから始めるのがおすすめです。

Klaviyoが向いているストア

  • 海外向けの販売が中心で、メールやSMSを主なチャネルにしている
  • 購買データを使ったセグメントや予測分析を、細かく使い込みたい
  • 英語の情報を読み解きながら、自社で施策を作り込める担当者がいる
  • レビューやポイントなど、多くのアプリとデータを連携して運用したい

まとめ

Klaviyoは、Shopifyとの深いデータ連携と、フロー・セグメント・フォームといった機能の充実度で、メール・SMSマーケティングの定番となっているツールです。250人までは無料で試せるため、まずはFreeプランで基本のフローを動かしてみるとよいでしょう。

近年はAIエージェントやカスタマーサービスなどの上位製品も増え、お金を払えば多くの機能を1つのプラットフォームで使えるようになっています。その一方で、機能を足すほど料金が積み上がること、アクティブプロフィール数による課金、日本語の情報がまだ限られること、LINEが標準チャネルに含まれないことは、日本のストアが導入前に確認しておきたいポイントです。

LINEも使いたい場合は:StoreCRMという選択肢

日本のストアで「メールに加えてLINEでも顧客に連絡したい」という場合は、メールとLINEを1つの管理画面で配信できるStoreCRMも選択肢になります。StoreCRMは日本のShopifyストア向けのCRMアプリで、日本語でのサポートに対応しています。

KlaviyoStoreCRM
配信チャネルメール、SMS、WhatsApp、モバイルプッシュメール、LINE
無料で使える範囲アクティブプロフィール250人までアクティブ顧客300人まで
500人規模の月額20ドル(Emailプラン)15ドル(メール+LINE)

料金や機能の詳細はStoreCRMの料金ページや、機能をまとめた資料のダウンロードからご確認いただけます。

参考情報

※本記事の情報は2026年11月2日時点のものです。Klaviyoの料金・機能は変更される場合があります。

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